香水を処分するにはどうすれば良いでしょうか。捨て方を考える前に利用法をいろいろ考えてみましょう。その香りが嫌いになってしまったのか、それとも古くなったので香りがいまいちになってしまったのかによっても処分法は変わってきます。もし香りが嫌いになったとしてもまだまだ使用が可能なら誰かに使ってもらうことも出来ます。気軽に譲ることの出来る友達に使ってもらったり、身内や親戚で使う人がいるなら譲りましょう。その人にとっては、好きな香りかも知れないのですから無駄にしないで済みます。また、香りが少し変化してしまったなら、水掃除のバケツに数滴垂らして使用したり、コットンや布に付けて靴箱の中に置くのはいかがでしょうか。また同じ方法で、ゴミ箱のふたの裏に取り付けたり、洗面台の下部分におくことも出来ます。少しいやなにおいが溜まりがちな部分に使用するなら効果的です。それらを考慮しても捨てることを選ぶなら、中身はぼろきれやキッチンペーパーにしみこませて燃えるゴミとして処分し、外の入れ物は自治体の処分法に沿って捨てます。
香水は、開封してから使わないまま1年程度が経過した場合や、変質して色が変わった場合には、無理に使って皮膚に問題が生じるのを防ぐためにも、思い切って捨てるのが最善です。捨て方にはいくつかありますが、細かくちぎった新聞紙やティッシュをビニール袋などに入れ、香水をしみ込ませるという方法が手軽です。使った新聞紙などは燃えるゴミとして廃棄し、空になった容器は分解してから燃えないゴミなどとして廃棄します。ただし、処分の際に注意しておいた方がよいポイントがあります。一つは、換気です。処分する際には大量の香水を容器から出すことになりますので、強烈な臭いを避けるために屋外で作業するのがよいでしょう。もう一つは、処分する場所の足元に新聞紙などを敷いておくことです。屋外で作業した場合でも、大量にこぼしてしまうと数日間は臭いがその場所に残ります。新聞紙を敷いておけば、こぼしても作業後にすぐ捨てることができて安心です。